工事契約の前に(2)
確認すること(2)
●全額支払わない
国民消費センターへの苦情に「ずさんな工事」といったものが少なくありません。それを防ぐためにも、工事完了するまで全額を支払わないようにしましょう。
悪質業者は約束よりもお金を優先させるため、工事が終わってなくても全額集金したらそのまま逃げる場合もあります。
●クレジット契約をしない
クレジット契約が結ばれたら工事が終わろうが終わるまいが、支払いは始まってしまいます。本人自身がクレジット会社に支払い手続きを申し出るまでは支払われ続けます。
クレジット契約をした時点で、支払いを拒絶することを封じ込められてしまいます。支払いを止めるだけでも、大変なクレジットは敬遠したほうがいいでしょう。
●十分な検討をする
耐震補強やリフォームは個々の住宅によって必要な工事が千差万別です。費用を払ってでも設計事務所に工事監理してもらえば万全といえます。
ですが、あまりにも小さい工事だと相談するのも気が引けますし、工事費に対して監理費用の割合も大きなものとなってしまいます。そういう場合、誰でもいいので信頼できる知り合いの方に相談しましょう。
専門家でなくても、第三者として冷静なアドバイスが聞ける可能性があります。とにかく、自分一人だけで決めないようにしましょう。
●相見積もりをとる
リフォーム工事や耐震補強工事の価格が適正なものであるかどうかは、素人には判断しにくいものです。ですから、最低でも2社以上から見積もりをとって比べてみましょう。ただし、工事内容は同じでなければ意味がありません。
間違いのない業者選びは、なるべく地元で事務所の所在が分かっていて、耐震補強工事の実績があるところがいいでしょう。あと、そこの社員が親身になって相談に応じてくれるようなら、なお良いと思われます。