戸建て免震住宅
免震住宅の仕組み
戸建て免震住宅には、標準的な大きさの住宅の場合、建物の重量を支える免震支承が約15基、バネの働きをする免震ゴムが約4基、ストッパーが約8基配置されます。
免震構造では、建物の全荷重を免震支承が点支持で支えます。このため木造住宅を免震支承の上に直接載せると、土台(木土台)が変形、破損してしまいます。そこで木土台の下に剛性の高い鉄の枠組み(鉄骨架台)を置き、点支持の荷重を分散させて木土台に伝えるようにします。
このことは基礎に対しても同様で、荷重を分散するために配筋補強されたベタ基礎を使用します。免震支承や免震ゴム、ストッパーなどの免震装置は、建物の重心や偏心及び各柱にかかる軸力などを考慮してバランスよく配置し、下側を基礎に、上側を鉄骨架台のボルトで固定します。
最後に、建物を鉄骨架台の上にボルトで固定します。こうして、基礎から建物まで一体の免震構造になります。
住宅建設の流れ
住宅会社が木造軸組住宅を建設する場合の、非免震住宅と免震住宅での建設の流れの違いを挙げていきましょう。
□従来型の非免震住宅
1、地盤調査・スウェーデン式サウンディング試験
↓
2、間取り決定
↓
3、柱・壁の配置設計
↓
4、施工
↓
5、完成・引き渡し
□免震住宅
1、地盤調査・スウェーデン式サウンディング試験・ボーリング試験
↓
2、間取り決定
↓
3、免震構造計算
↓
4、施工
↓
5、完成・引き渡し
↓
6、維持管理・点検