材質を上げる
コンクリート
伝統的な木造住宅でありながら、決められた耐震基準を超えるマイホームにしたい場合、コンクリート、木材など家の材質をワンランクアップさせましょう。
基礎のコンクリートについては、水に対するセメントの比率を標準よりも増やすことで強度をアップさせます。セメントを増やしたといっても、コストアップは1㎡あたり数百円から1000円程度です。仮に10㎡としても、1万円程度のアップです。
土台と柱の木材
次には土台と柱の木材をランクアップさせ、浸透させた注入土台を使用します。ツガよりは、ヒバ、ヒノキ、クリなどが耐腐巧性、耐蟻性が高いとされているのでお勧めです。また、105ミリ角の太さを使用する予定なら、それを120ミリにランクアップすることで強度は大幅に向上します。
柱も同様に、スギからヒノキの順にランクアップしていきます。ヒノキは香気が高く、木目がまっすぐで見た目がいいだけでなく丈夫で長持ちします。さらに105ミリ角の柱を120ミリ角にすれば地震に対する安全度は大幅に上がります。
また、柱に関して言えば、スギ3.5寸のグレードからヒノキにグレードアップするのに8万~12万程度、総4寸角のヒノキに換えても18万~25万円程度の予算を見込むだけです。
柱や土台などの構造材に比べ、あとで交換可能なキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、給湯器のグレードを1ランク下げるだけで50万~80万は減額できます。
新築のときしか変更できない構造材をグレードアップしておき、リフォームでも交換可能な住宅設備機器や照明器具などを抑えた予算配分が賢明だと言えるでしょう。