弱い地盤に対しては
地盤の調査
住宅は良好な地盤を選んで住宅を建てるケースばかりではありません。先祖から受け継いだ土地や現在の土地に建て替える場合は地盤を選択できません。そういう場合は、地盤の性質を調査で知ることから始めます。
2000年の建築基準法改正によって木造住宅にも事実上地盤調査が義務付けられました。その内容は、地耐力に応じて基礎構造が規定されるというものです。地耐力とは、地盤が長期にわたり支持可能な接地圧のことです。
つまり軟弱な地盤だから家が建てられないというのではなく、調査をしてその地盤に弱点があれば、基礎の仕様、地盤改良、杭工事などで対策を講じます。
基礎・構造に重点を
自分の理想どおりのマイホームを建てようと思っても、予算が不足していれば、どのように配分していけばいいのかが悩みの種になります。そんなときに犠牲になりがちなのが、基礎や構造に関する予算です。
もし依頼者が外見を優先すれば、基礎や構造がおろそかになり、思わぬ結果を招く恐れもあります。もし、基礎が適切に造られなかったら、不同沈下など地盤や基礎に重大な欠陥が現れることもあります。
必要不可欠な基礎や構造の確実な設計をするには、まず地盤の調査が始まります。調査にかかる費用は30坪くらいの土地の場合5万円くらいを見込んでおきましょう。
マイホームを建てるときは、外見や内装、調度品に予算をかけがちですが、目に見えない地盤や基礎に予算をかけたほうがいいでしょう。